この記事では、ステップ1-2をお伝えします。
まずは、 “ステップ1-2のたとえ話”です。
【ステップ1-2のたとえ話:余計な筋肉に力を入れてしまうてんとう虫の話】

ステップ1-1のてんとう虫の話を思い出してください。
そのてんとう虫は、まだ羽化したばかりで、空を飛んだことがありませんでした。
なので、目的地を目指す前に、 “安全な場所で”、“無理なく”、空を飛ぶ練習を行っていました。
そして、前回までに、空に飛び立てるようになりました。
ここからが続きです。
そのてんとう虫は、まだ安定して飛び続けられません。
後ろ羽を羽ばたかせる時に、余計な筋肉に力を入れてしまうのです。
余計な筋肉に力を入れてしまうと、後ろ羽を羽ばたかせる動きが不安定になります。
後ろ羽を羽ばたかせる動きが不安定になると、安定して飛び続けられません。
そのため、次は、後ろ羽を“きれいに”羽ばたかせる練習を行いました。
その結果、安定して飛び続けられるようになりました。
ステップ1-2でも、これと同じ練習を行います。
それが、声帯を“きれいに”振動させる練習です。
では、ステップ1-2です。

【ステップ1-2:声帯を“きれいに”振動させる練習】

ステップ1-2は、声帯を“きれいに”振動させる練習です。
重要なことは、ここでもまだ、地声の音域を広げる練習ではないではないということです。
先ほどのステップ1-1で、 “声帯を伸ばせる状況”を作りました。
ステップ1-2では、その状況を維持した状態で歌声を出す練習をします。
ここで使うポイントが、ポイント3とポイント4です。
ステップ1-2では、ポイント3とポイント4を再現できるように練習します。
まずは、ポイント3です。

【ポイント3:声帯の位置を意識すること】

ポイント3は、声帯の位置を意識することです。
なぜなら、これ以降の多くのポイントを、声帯の位置を基準に再現させていくからです。
声帯は、喉仏の裏側にあります。

ただ、厳密に言うと、その“少し下”です。

このポイント3の声帯の位置は、ポイント4では“息を届かせる位置”となり、ポイント5では“声輪状甲状筋と後輪状披裂筋を探す手がかり”となり、ポイント6では“声帯の筋肉を脱力させる位置”となります。
つまり、声帯の位置を基準に、これ以降の多くのポイントを再現させていくということです。
なので、ポイント3は、声帯の位置を意識することです。
次は、ポイント4です。

【ポイント4:息の量を、声帯が振動する必要最低限の量にすること】

ポイント4は、息の量を、声帯が振動する必要最低限の量にすることです。
なぜなら、歌声は、息ではなく振動だからです。
歌声は息ではありません。
歌声は振動です。
その振動は、息を声帯に当てて作ります。

息の量をいくら増やしても、声帯が上手く振動できなければ意味がありません。

なので、ポイント4は、息の量を、声帯が振動する必要最低限の量にすることです。
次は、ステップ1-3に進みます。
ステップ1-3用の記事へ進む場合は、こちらです。






