『1つ目の問題:歌声を出す時に、息の量を増やしても声帯が振動しない問題に対応する流れ』

ボイトレを行う中で、 “歌声を出す時に、息の量を増やしても声帯が振動しない問題”が起こる可能性があります。

それが、1つ目の問題です。

この問題の解決策は、声帯を少し閉じることです。

それが、ポイント7です。

1つ目の問題:歌声を出す時に、息の量を増やしても声帯が振動しない問題

1つ目の問題は、 “歌声を出す時に、息の量を増やしても声帯が振動しない問題”です。

この問題の解決策は、声帯を少し閉じることです。

これが、ポイント7です。

なぜなら、ポイント2の脱力を強く意識することで、声帯を閉じる筋肉まで脱力している可能性があるからです。

同じ問題が起こった場合は、一度歌うのを中断して、ポイント7を練習します。

では、 “ポイント7を練習する流れ”です。

目次

【ポイント7を練習する流れ】

ポイント7を練習する時は、まず、 ステップ1-1をやり直し、感覚を思い出します。

ステップ1-1は、 “声帯を伸ばせる状況”を作る練習です。

“ステップ1-1の流れ”のやり直し
ポイント1:喉頭の位置を意識すること

まず、喉頭の位置を意識します。

喉頭の位置は、喉仏の裏側です。

喉頭の位置を意識する時は、喉仏を目印にするだけでなく、実際に触りながら意識します。

ポイント2:喉頭の周囲の筋肉を脱力させること

次に、喉頭の周囲の筋肉を脱力させます。

喉頭の周囲の筋肉を脱力させる時は、範囲を明確にして脱力させるというよりも、喉頭を中心に、その辺り全体を脱力させるという意識で行います。

今、喉頭の周囲の筋肉の脱力ができている状態です(ポイント2)

その感覚を維持します。

次に、声帯の位置を意識します(ポイント3)

声帯の位置は、喉仏の裏側の“少し下”です。

声帯の位置を意識する時も、喉仏を目印にするだけでなく、実際に触りながら意識します。

この記事に進んでいるということは、ここで息を吐いても、声帯が振動しないということです。

息を吐いても、圧力を感じない状態です。

なので、息を吐く時に、声帯を少し閉じます(ポイント7)

声帯を少し閉じる時に意識する位置は、声帯の位置です。

声帯を少し閉じる時は、声帯同士を実際に接触させるというよりは、少し寄せるような感じです。

声帯同士が接触するきっかけを作る感じと言ってもいいかもしれません。

決して、声帯同士を押し付けようとはしません。(注意点)

また、声帯を少し閉じる時は、喉頭の周囲の筋肉を緊張させないように注意します。

ポイント2で脱力させている筋肉が、声帯を少し閉じる緊張に引っ張られないように、慎重に行います。(注意点)

息を吐く流れは、 “ポイント4を練習する流れ”です。

・ポイント4を練習する流れ

声帯の位置を基準に息を吐きます。

息を届かせる目安の位置を、声帯の位置にするということです。

そして、その時の息の量は、声帯が振動する必要最低限の量です(ポイント4)

ここで初めて、歌声が出ます。

【口の形:ほとんど閉じている】

口の形は、ほとんど閉じています。

私の場合は、ため息をついた時の形が最も近いです。

そこから口の形は意識しません。

その形のまま、口が受け身の状態で歌声が出ていく感じです。

【息の吐き方:ほんの少しの量から始める】

息を吐くときは、声帯に届くかどうかというぐらいの、ほんの少しの量から始めます。

最初は、歌声にならなくてもいいです。

そこから、少しずつ息の量を増やしていき、きれいな振動を作れる量を探します。

その結果として、声帯がきれいに振動し、歌声を出せれば、それを声帯が振動する必要最低限の息の量とします。

【声量:求めない】

このポイント4で重要なことは、声量を求めないことです。

本当に小さな振動を作れればOKです。

【ポイント4の歌声:言葉にならない】

口の形を意識しないので、このポイント4の歌声は言葉になりません。

“あー”や“うー”の中間のよう歌声です。

自然に出る高さの音を、自然に出る歌声で伸ばします。

つまり、ポイント7では、 “声帯の位置”で、2つのことを同時に意識するということです。

“声帯の位置を基準に息を吐くこと”と、 “声帯の位置で声帯を少し閉じること”です。

声帯の位置にある筋肉だけを変化させるように、声帯を少し閉じながら息を吐きます。

もし、原因が声帯を閉じる筋肉だったら、声帯で息を受けられるようになり、振動を作れるようになります。

“ステップ3の流れ”の記事へ戻る場合は、こちらです。

>>『ステップ3の流れ:地声の音域を広げる練習の流れ』へ

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