ボイトレを行う中で、 “歌声の高さを上げる時に、喉頭の周囲の筋肉を緊張させてしまう問題”が起こる可能性があります。
それが、2つ目の問題です。
この問題の解決策は、ポイント4から息の量を増やさないことです。
それが、ポイント8です。
- 2つ目の問題:歌声の高さを上げる時に、喉頭の周囲の筋肉を緊張させてしまう問題
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2つ目の問題は、 “歌声の高さを上げる時に、喉頭の周囲の筋肉を緊張させてしまう問題”です。
この問題の解決策は、ポイント4から息の量を増やさないことです。
これが、ポイント8です。
なぜなら、歌声の高さを上げる時に、無意識に息の量に頼っている可能性があるからです。
『2つ目の問題:歌声の高さを上げる時に、喉頭の周囲の筋肉を緊張させてしまう問題』
同じ問題が起こった場合は、一度歌うのを中断して、ポイント8を練習します。
では、 “ポイント8を練習する流れ”です。
【ポイント8を練習する流れ】
ポイント8を練習する時は、まず、一度休憩します。
ソファに座って、飲み物を飲みます。
リラックスして、余計な緊張感が無くなるまで休みます。
次に、ステップ1-2までをやり直し、感覚を思い出します。
- ステップ1-1: “声帯を伸ばせる状況”を作る練習
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ステップ1-1は、 “声帯を伸ばせる状況”を作る練習です。
ポイント1とポイント2を再現できるように練習します。
『ステップ1-1: “声帯を伸ばせる状況”を作る練習』
ステップ1-1のやり直し
- ポイント1:喉頭の位置を意識すること
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まず、喉頭の位置を意識します。
喉頭の位置は、喉仏の裏側です。
喉頭の位置を意識する時は、喉仏を目印にするだけでなく、実際に触りながら意識します。
『ステップ1の流れ: “曲を使わないで”、“無理なく”、歌声を出す練習の流れ』 - ポイント2:喉頭の周囲の筋肉を脱力させること
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次に、喉頭の周囲の筋肉を脱力させます。
喉頭の周囲の筋肉を脱力させる時は、範囲を明確にして脱力させるというよりも、喉頭を中心に、その辺り全体を脱力させるという意識で行います。
『ステップ1の流れ: “曲を使わないで”、“無理なく”、歌声を出す練習の流れ』
- ステップ1-2:声帯を“きれいに”振動させる練習
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ステップ1-2は、声帯を“きれいに”振動させる練習です。
ポイント3とポイント4を再現できるように練習します。
『ステップ1-2:声帯を“きれいに”振動させる練習』
ステップ1-2のやり直し
- ポイント3:声帯の位置を意識すること
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次に、声帯の位置を意識します。
声帯の位置は、喉仏の裏側の“少し下”です。
声帯の位置を意識する時も、喉仏を目印にするだけでなく、実際に触りながら意識します。
『ステップ1の流れ: “曲を使わないで”、“無理なく”、歌声を出す練習の流れ』 - ポイント4:息の量を、声帯が振動する必要最低限の量にすること
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最後に、その位置を基準に息を吐きます。
息を吐くときは、声帯に届くかどうかというぐらいの、ほんの少しの量から始めます。
その結果として、声帯がきれいに振動し、歌声を出せれば、それを“声帯が振動する必要最低限の息の量”とします。
『ステップ1の流れ: “曲を使わないで”、“無理なく”、歌声を出す練習の流れ』
今、自然に出る高さの音を、自然に出る歌声で伸ばせている状態です(ポイント4)。
声量もほとんどありません。
その感覚を維持します。
この記事に進んでいるということは、ここで歌声の高さ上げようとすると、喉頭の周囲の筋肉を緊張させてしまうということです。
なので、ポイント4から息の量を増やさないように意識しながら歌声の高さを上げます(ポイント8)。
歌声の高さを上げる時の他の内容は、ポイント5と同じです。
・ポイント5を練習する流れ
まず、声帯を伸ばす筋肉を意識します(ポイント5)。
声帯を伸ばす主な筋肉は、輪状甲状筋と後輪状披裂筋です。
輪状甲状筋と後輪状披裂筋の位置は、声帯の“少し下”です。

輪状甲状筋と後輪状披裂筋の位置を意識する時も、実際に触りながら意識します。
感覚で、なんとなく位置関係を意識するよりも、実際に触ることで、より正確に位置関係を意識できるからです。
その時も、前からだけではなく、横からも触って、口やノドや声帯との位置関係をしっかりと想像しながら行うといいです。
そして、その位置にある筋肉だけを緊張させるように、歌声の高さを上げます。
この時、歌声の高さを一気に上げるのではなく、ゆっくりと少しずつ上げます。
それに慣れたら、上げたり下げたりします。
まだ地声の音域を広げる練習をしていないので、 “現状の音域内で”、無理のない範囲で行います。
声帯を伸ばす時は、喉頭の周囲の筋肉を緊張させやすいです(注意点)。
ポイント2で脱力させている筋肉が、輪状甲状筋と後輪状披裂筋の緊張に引っ張られないように、慎重に行います。
喉頭の周囲の筋肉を緊張させてしまったら、少し休憩して、再びポイント1からやり直します。
私は、この流れによって、 “息の量の変化”から“声帯の変化”に切り替えられました。






